{{変数名}} のプレースホルダーを含むプロンプトテンプレートに、JSON形式の変数値を流し込んで最終的なプロンプト文を組み立てるツールです。生成AIへの指示文をテンプレート化して使い回している人が、案件ごとに役割・対象・出力形式などを差し替えたいときに便利です。展開と同時に、テンプレート側で未定義の変数や、varsに用意したのに使われていないキーも自動検出するため、プロンプト管理の抜け漏れチェックにも使えます。
使い方・サンプル・結果例・注意点
使い方
左側の「テンプレート」欄に {{role}} のような変数を含む文章を、右下の「vars JSON」欄に変数名と値のJSONオブジェクトを入力して「展開」を押すと、右上に展開結果が表示されます。
サンプル入力
テンプレート: あなたは {{role}} です。 対象プロジェクトは {{project}}。 出力形式は {{format}}、優先事項は {{priority}} です。 備考: {{note}} vars JSON: {"role":"レビュー担当","project":"TaskDB ダッシュボード","format":"JSON","priority":"変更点と残課題を箇条書き","extra":"このキーは未使用例"}
結果例
「展開」を押すと、{{role}}は「レビュー担当」、{{project}}は「TaskDB ダッシュボード」のように置換され、「あなたは レビュー担当 です。対象プロジェクトは TaskDB ダッシュボード。...」という完成文が右側に表示されます。{{note}}に対応する値はvars JSONに無いため未定義変数として「note」が検出され、逆に「extra」キーは使われていないため未使用varsとして表示されます。検出サマリーには3つのグループ(テンプレート変数・未定義・未使用)がカード形式で並びます。
注意点
{{var}}の中括弧内に空白がある場合(例: {{ role }})もトリムして認識します。vars JSONはオブジェクト形式である必要があり、配列や文字列を渡すとエラーになります。テンプレートは10万文字、vars JSONは3万文字までの制限があります。値が文字列・数値・真偽値以外(オブジェクトや配列)の場合はJSON文字列化して埋め込まれます。展開結果はHTMLとして解釈されず、すべて文字列置換として扱われます。
こんなときに使えます
- AIプロンプトエンジニアが「役割」「対象」「出力形式」を変数化した汎用テンプレートを管理し、案件ごとにvars JSONだけ差し替えて本文を生成する
- カスタマーサポート担当者が問い合わせ種別ごとに変わる箇所だけをテンプレート化し、AIへの一次回答案作成プロンプトを素早く組み立てる
- エンジニアがコードレビュー依頼プロンプトのテンプレートを共有しつつ、メンバーごとにプロジェクト名や注目ポイントだけ差し替える
- プロンプトのバージョン管理担当者が、テンプレート更新時に未使用になった変数や、追加し忘れた変数を一覧で確認する
よくある質問
{{var}}以外の記法(${var}や[var]など)には対応していますか?
対応していません。このツールは {{変数名}} という二重中括弧の記法のみを認識します。他記法を使っている場合は事前に置換してください。
未定義変数があるとどうなりますか?
未定義変数(vars JSONに対応するキーが無いプレースホルダー)は置換されず、{{role}}のように元のまま結果に残ります。画面下部の「未定義」欄にも変数名が一覧表示されます。
vars JSONにJSONとして不正な記述があるとどうなりますか?
「vars JSON の解析に失敗しました」というエラーメッセージが表示され、展開は実行されません。カンマの過不足や引用符の閉じ忘れがないか確認してください。
URLクエリで結果を取得できますか?
はい。?input=テンプレート&vars=JSON文字列&format=json のようにアクセスすると自動展開されます。format=rawは展開後テキストのみ、format=jsonは未定義/未使用情報を含む詳細結果を返します。
数値や真偽値の値は文字列に変換されますか?
はい。vars JSONの値が数値や真偽値の場合は文字列表記に変換して埋め込まれます。オブジェクトや配列を値にした場合はJSON文字列としてそのまま埋め込まれます。