使い方とユースケース
複数の置換ルールをまとめて一括適用できるテキスト置換ツールです。大量データの表記ゆれ修正・一括整形に使えます。
- 「置換前のリスト」と「置換後のリスト」を行単位で対応させ、元のテキストへ一括適用します。
- CSVやログの用語統一・略称展開・固有名詞の一括変換に便利です。
- コードのリファクタリング時に変数名・関数名を複数同時に置換する補助にも使えます。
処理はブラウザ内で完結します。入力したテキストはサーバーへ送信しません。
マルチ置換は、複数の「置換前→置換後」のペアをまとめて1つのテキストへ一括適用できるツールです。エディタの検索置換は1つのキーワードずつしか処理できないため、用語統一や略称展開のように何十個もの単語を置き換えたい場合は何度も繰り返す必要があります。本ツールは「置換前のリスト」と「置換後のリスト」を改行区切りで対応させて入力するだけで、対象テキスト内の該当箇所をすべて一度に置換します。
使い方・サンプル・結果例・注意点
使い方
「置換前の文字列」欄に対象のテキストを入力し、「置換前のリスト」と「置換後のリスト」に同じ行数だけ対応する単語を改行区切りで入力して「置換を実行」を押すと、結果欄に置換後のテキストが表示されます。
サンプル入力
置換前の文字列: お客様の貴社のご担当者様へ。お客様番号は12345です。 置換前のリスト: お客様 貴社 ご担当者様 置換後のリスト: 顧客 御社 担当者様
結果例
「置換を実行」を押すと、リストの1行目同士(お客様→顧客)、2行目同士(貴社→御社)、3行目同士(ご担当者様→担当者様)がそれぞれ対応するペアとして順番に適用され、結果欄には次のように表示されます。 顧客の御社の担当者様へ。顧客番号は12345です。
注意点
「置換前のリスト」と「置換後のリスト」は行番号で対応します。ある行で「置換前」が空、または対応する「置換後」の行が空の場合、その行のペアはスキップされ置換されません。置換は前後の空白を除去したうえで、リストの上から順に1回ずつ実行されるため、後の置換ルールが前の置換結果に対しても作用する点に注意してください(例えば「A→B」「B→C」の順に登録すると、最終的にAもBもCになります)。置換前の文字列は正規表現の特殊文字としてではなく通常の文字列として扱われるため、`.`や`(`などの記号もそのまま検索対象になります。処理はブラウザ内で完結し、入力したテキストは外部に送信されません。
こんなときに使えます
- 翻訳・編集者が、原稿内の表記ゆれ(「サーバ」→「サーバー」、「ユーザ」→「ユーザー」など)を、用語集に基づいて一括で統一する
- エンジニアが、リファクタリング時に複数の変数名・関数名(例: `oldFunc`→`newFunc`、`tmpVal`→`tempValue`)をまとめてコード断片に適用する
- カスタマーサポート担当者が、定型文テンプレートの中の複数のプレースホルダー(会社名・担当者名・日付など)を一括で実際の値に置き換える
- マーケティング担当者が、複数商品の型番表記(旧型番→新型番)をまとめて広告文やカタログ原稿に反映する
よくある質問
置換前のリストと置換後のリストの行数が合わない場合はどうなりますか?
対応する行が存在しないペアは置換が行われません。リストの行数は同じになるよう揃えてください。
置換の順番は結果に影響しますか?
影響します。リストの上から順に1つずつ置換が適用されるため、ある置換の結果が次の置換ルールの対象になることがあります。意図しない連鎖置換を避けたい場合は、置換前の文字列が他の置換後の文字列と重ならないように注意してください。
正規表現を使った置換はできますか?
本ツールは置換前の文字列を通常のテキストとして扱うため、正規表現の特殊文字(`.`や`*`、`(`など)もそのままの文字として検索されます。正規表現パターンによる柔軟な置換が必要な場合は、エディタの正規表現置換機能をご利用ください。
大文字・小文字は区別されますか?
区別されます。「Apple」と「apple」は別の文字列として扱われるため、両方を置換したい場合はそれぞれをリストに追加してください。
